現在は記念硬貨は大量販売のつけがまわって、一般の硬貨と同じ資格で市場に
流通していることさえありますが、しかし、最初からアンティーク・コレクション
の性格をもつものとして購入され、保存される記念硬貨もあるわけです。
それはどちらかというとやはり高額な記念硬貨ということになります。
こうしたプレミア性を狙う記念硬貨は従って、ケースとか、付属品の状態も
問題になりますから、購入後の保存等にも十分留意する必要があります。
また、プルーフの製品(たとえば金貨、銀貨、銅貨をセットにして最初から
売り出しているもの)なども、記念硬貨として興味深い性格があります。
現在では日本銀行や造幣局自身が売り上げ増をねらって、記念硬貨を中心に
して発行年における一般硬貨をも組み合わせて、コレクター・アイテム、
というかアンティーク・コレクションを発売しています。
たとえば、南極地域観測50周年記念5百円貨幣1枚(平成19年発売)と、
同年の銘の入った未使用の6種類の通常貨幣(500円から1円まで)を
プラスチックケースに組み込み、セットにして発売しています。
その他には、複数の記念硬貨、複数の硬貨をある観点でまとめてアンティーク
・コレクションとして販売しているコイン・ショップも数多く見られますね。
こうしたアンティーク・コレクションのお値段はまさにいろいろありまして、
単品ではあまり価格が付かないコインのセットからはじまって、江戸時代の
大判のセットまであります。一般の個人にはなかなか作れないようなアンティック
を作ってくれるわけで、そこに現れた付加価値にお店の技量をみるべき
なんでしょう。
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